【なにわ教育道】オージールール
オーストラリアでの現地のハイスクール。当然、全部英語だった。なんとなく言っていることはわかっても、授業中は置き物のようになっていた。先生の質問には、「なぜ」という理由を説明するのが難しかった。そんな中で、ハッスルできたのは昼休みの時間だった。広い芝生のグランドで、オージーボール、ラグビー、バスケット、クリケットなどが行われていた。なんとなく集まって、仲間に入るのだ。スポーツには国境も、言葉もいらなかった。そこで活躍すると、クラスメートからも祝福される。自分はオージーボールとラグビーに参加し、暴れまくった。Yシャツのボタンを引きちぎられ、流血しながらも戦った。流血すると、プロレスラーになった気分で、テンションが上がった。そして、あっという間に昼休みの60分が終わり、授業中はまた置き物に戻った。オージーたちは、スポーツ好きが多かった。週末には、海に行ったり、山に行ったり、釣り、ゴルフ、テニス。BBQやホームパーティーなどにも声をかけられた。彼らは、仲間たちで、自分の好きなものを、好きなだけ楽しんでいた。なぜかみんなお気楽で、たいして仕事もしていないのに “No Problem” が口癖だった。英語はまったく身につかなかったが、「人生を楽しむ」というライフスタイルについては、身についてしまったのかもしれない!謎
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