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【なにわ教育道】リベンジへの道

れいれいお受験から2年。今度は、みーちゅー(姉)の中学受験の番になった。さかのぼること6年前。小学校受験では悔しい想いをしていた。当時、受験したのは、六本木ではなく、白金にあるミッション系だった。家からバス1本で通学可能。学費も六本木よりも大幅にお安い。などがその理由であった。面接で、パパが失敗した?というのも敗因の1つではあったが、あとになって本人に聞くと、行動観察の試験で、緊張で目の前が真っ暗になり、指示通り動けなかったようだ。みーちゅーは「こぐま会」という幼児教育の塾で、毎日大量のプリントをこなしていた。まるで、サーカスでダンボが芸を仕込まれるように。調教師はもちろん嫁だ。それだけに、落ちた時の精神的ダメージは、母子ともに大きく、しばらくはトラウマにもなっていた。そして、みーちゅーのリベンジの日々が始まった。小学校1年生から、受験対策用の塾の門を叩いた。長くもあり、あっという間の6年間だった。実力のついた彼女は、Ş谷学園渋谷という難関の受験校と、嫁の母校でもある六本木のミッション系に合格した。実力を武器に、大学で国立をめざすのであれば「渋谷」”ごきげんよう””のお嬢様路線を歩むのであれば「六本木」もちろん学費は「六本木」の方が圧倒的に高い。かなり悩んだ結果、嫁とれいれいと同じ「六本木」に決めた。その時点で、学費に関しては腹をくくった。こんな経緯で、うちの女子3人は、同じ学校の制服を着ることになった。娘たちの人生が、果たして「幸せ」というゴールにたどりつくのかは、まだ結果はでていない。 

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