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【なにわ教育道】シンデレラは幸せになれるのか?

2人の娘のお受験を通じて考えさせられたのは、「子育てには、親がつくる家庭環境が重要。」という現実である。子供にとって、「親の存在」「生活環境」は非常に大きい。「子供」は、親を選べないと同時に、「環境」も選べない。家の中で夫婦喧嘩やDVが絶えないと、そんな「環境」が子供に遺伝する確率も高くなる。体育会で4年生にしごかれた1年生が、4年生になると1年生をしごく構図に似ている。「家庭環境」は、子供の将来にに渡る「人格形成」&「価値判断」に大きく影響するということを、親自身がもっと自覚しなければならない。芸能人の離婚会見ではよく、「性格の不一致」「価値観の違い」などの離婚理由を耳にする。以前は、「なんだかよくわからないなあ~」と思いながら、ボーっと見ていた。だが「価値観の違い=育った家庭環境の違い」と置き換えると納得がいく。
わかりやすいところでいうと、
・郷ひろみ (高卒アイドルから努力でスターに)
・二谷友里恵(慶応幼稚舎からのお嬢育ち)
・貴乃花  (中卒、相撲の英才教育。兄弟横綱)
・花田景子 (上智大、留学、フジTV女子アナ)
彼らの、親としての価値観、教育方針、職業観などが大きく異なっていただろうことは容易に想像がつく。結婚当初は、有名人のハデ婚として、話題になっても、日々の日常は、食事のマナー、会話の内容、子供の教育、しつけなど、不一致の連続だったに違いない。これは、サラリーマン家庭か自営業かでの違いでも起こりえる。結婚前に親同志の職業観、教育観、家庭の在り方について、すり合わせが出来ているかが大事である。「シンデレラ」は、貧しい家庭の女の子から、舞踏会でイケメンの王子様にみそめられ、結婚し、プリンセスになった。女の子たちの憧れの存在である。だが育った家庭環境の違いを考えると、シンデレラが、その後、幸せな家庭生活を続けられた可能性は低い。プリンセスというポジションは、あの雅子様でも病んでしまうほどの重圧である。「家庭をつくる」というのは、それだけ難易度の高いことなのかもしれない。最後に「結婚はゴールではない。スタートだ」という自分の作った格言をお伝えしておきたい。
                (つづく)

                

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