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【ハッスル運動会⑭】報酬…それは素敵な結末

”先生チーム”と”お父さんチーム”のスプーンリレー。 スプーンの上に、テニスボールを乗せてリレーする 競技である。”お父さんチーム””が勝ってしまうと、青柳先生は釈放されず、その後の展開が難しくなる。 会場内には、言い知れぬ緊張感が漂った。そんな中、 ちびっこたちが「先生チーム」に必死になって声援を 送ったのは言うまでもない。結果は、幸いにも若さで 勝る「先生チーム」の圧勝だった。ボウケンジャーの 私は、マイクをもって、
「青柳先生良かったですね!今のお気持ちは!?」と 突撃インタビューを敢行した。青柳先生は突然のフリに 戸惑いながらも
「ありがとう。みんなのおかげで勝つことができたわ!」 高らかに勝利宣言を行い、子供たちをほっとさせた。とまあこんな感じで、午後のオープニング・コントは大変な盛り上がりを見せたのだった。ご父兄の方々から、 嫁のところにも、様々な声が寄せられた。
「おたくのご主人お好きねえ~」
「あの衣装みんな自腹でそろえたの!?」
「会社では宴会部長やってるんでしょ!」
「ボウケンジャーというか、プロレスラーみたい」
「小力をやってたAさん。はまりすぎてこわすぎ!」
どれも、微妙なコメントばかりだが、ご父兄の皆様にも相当なインパクトを与えたようであった。
運動会の全ての競技が終わり、閉会式の讃美歌のあと。 園長先生から、運動会委員のお父さんたちへの、感謝の お言葉があった。そして最後に、
「和田野さん、あれやらなくていいの?」
2006年の品川協会幼稚園の運動会は、「全員ハッスル」でひとつになった。思い起こせば、大阪での仕事の合間に、 事前準備、テーマ設定、台本作成、衣装探し、打合わせ。 かなりの労力、時間と費用を投入した。
「なにもそこまでしなくてもいいのに!」という嫁からの強烈な逆風もあった。パパのハッスルが恥ずかしすぎた、娘の涙もあった。だが、ちびっこたちの心の中には、 「3年間に渡るハッスル運動会」「ボウケンジャーと小力」 の残像は、ずっと生き続けると思う。そして、年長さんになった、娘のれいれいも、ちょっぴり笑顔になっていた。 それが、私にとってなによりの「報酬」だった。(完)
※この物語は、ノンフィクションである
※写真は、幼稚園の卒園アルバムより引用

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