【ハッスル運動会⑩】完成したシナリオ
幼稚園の運動会の午後のオープニングコント。本来のプログラムにはない全くの余興である。幼稚園の先生による、コリッキーズは却下。直前に変更を余儀なくされた。忙しい仕事の合間を縫って、そのシナリオが ついに完成した。 まず、音響係のお父さんに、ボウケンジャーの主題歌 を大音量で流してもらう。頃合いをみて、全身タイツとマスクをかぶった、ボウケンジャー(私)が登場。ちびっこたちと握手をしながら、ゆっくり入場。 幼稚園の先生からマイクを渡され、司会に入る。 しかし、ここから事態は急展開を見せることに。 ボウケンジャー姿の司会の私が、
「みんなお弁当いっぱい食べたかな?」などと ちびっこたちにネタを振る。そして「さあ午後の競技 を始めようか!」という時に突然のハプニングが💦
「ボウケンジャー大変よ!」 ある先生が叫びながら飛び込んでくるのだ。
「クローバー組の青柳先生がいなくなっちゃたの」
「えっ!本当ですか?みんな青柳先生知らない?」
ちなみに、青柳先生は、れいれいの担任の先生だ。 司会のボウケンジャーは困惑し、
「みんなで青柳先生~と大きな声で呼んでみよう!」 ちびっこたちを巻き込むのだ。
「青柳先生~!」と3回ぐらい全員で叫んだところで Aさん扮する「悪役小力」が、パラパラにのって登場。 あっけにとられるチビッ子たちをよそに、
「わっ、はっ、はっ!青柳先生はここだ!」
青柳先生は「小力」に拉致されてしまったのだ。
「きゃ~ みんな助けて!」
青柳先生の悲鳴が、会場に響き渡る。
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