【なにわ営業道】比べることでみえてくる
不動産広告の営業では、クライアントの工務店の社長様から、「うちの新しいモデルハウス見てみてよ!」と言われることがよくあります。その場合、「すごいですね。いいですね!」と褒めるだけではダメで、接客や広告に生かす前提で、物件のいい点、悪い点を報告することが求められます。最初は、何を指摘してよいのやら、まったくわからず、途方にくれましたが、他の会社のモデルハウスを見て、比較するうちに、ポイントが見えてきます。消費者目線で感じたことを、自分の意見として言えばいいのです。収納の多い少ない、家事導線、間取りの使いやすさ、デザインなど。これは、日本と外国との関係にも言えると思います。東京や日本の中にいるだけでは、気づかないことも、外国で生活すると、日本のいい点、悪い点が見えてきます。なにが言いたいかというと、人間の大きさ、視野を広げるためには、じっと、とじこもっているだけでなく、色々なところに行って、たくさんの人の話を聞いたり、体験経験を増やし、比較することで、自分の言葉で、語れるようにすることが重要なのです。
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