1. HOME
  2. ブログ
  3. 【なにわ営業道】向いている方向

【なにわ営業道】向いている方向

「どっち向いて仕事してるんだよ。」若手営業時代、取引先の方からの一言です。この方は、某大手ハウスメーカーの広告担当者で、社内での発言力も大きく、色々と要望の多い方でした。広告の誌面作りについては、こちらに丸投げのクライアント様が多い中、「こうしたい、ああしたい」と、かなり細かい指示を出してきました。不動産の広告表現については、「出来る、出来ない」が多く、「その表現は、社内のOKが通らないと思います。」自分は断りトークで、軽くやりすごそうとしました。それに対し、「ルールがあるのはわかってる。でも、他の表現に置き換えたり、なんとかしようという姿勢が全く見られない。きみは、自分の会社ばかりみていて、お客である我々の方をみてないよね!」と、強烈なカウンターパンチを見舞われました。けっして、そんなつもりはなかったのですが、「お客様からは、そうみえるのか」。自分はショックを受けました。しかし、注文住宅の世界で、一般のお客様相手に、激しい受注競争を勝ち抜いてきたからこそ、そう見えたのかと。(自分の会社都合で、「それは出来ません」と言った瞬間に、お客様は他社に流れてしまいます。)
「出来る営業マン」は、「自分や自分の会社だけでなく、常に相手の方に向かなければ」ということに気づかされた一言でした。最近選挙期間になり、「政治家や官僚、マスメディアは、どっちを向いて仕事してるんだろうな?」とふと思います。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事