【なにわ営業道】飛び込み営業の極意
中学時代、自分はお友達の家に遊びに行くのが趣味でした。学校が15時くらいに終わり、クラス名簿の住所録(当時は毎年全員に配られてました)を頼りに、片っ端からお友達の家を訪ねるのです。しかもアポイントなしで。自宅を見つけ、玄関のベルを押すと、だいたいお友達ママが出てきます。「同じクラスの和田野です!○○君いますか?」と言うと、みなさん、驚いた表情をなさいます。で、お友達本人がいてもいなくても、ちゃんと自己紹介をすると、「遠くから来たのね。せっかくだから上がってらっしゃい!」と、歓迎してくれます。某有名私立中学ということもあり、お友達の家は、都心の超一等地の一戸建てが多かったです。高い塀の政治家の家のような豪邸もありました。ママは、たいてい品の良い専業主婦の、ナイスなマダムな方々で、突然訪れたのに、お紅茶とケーキを出してくれます。そして、他愛もない世間話しや、お友達の学校での様子などを話すと、盛り上がります。そのまま晩御飯をご馳走になることもありました。
これが、後に、住宅や不動産関連の仕事での物件リサーチや、飛込み営業での会話力、雑談力につながったと思います。やっぱり初対面の方との掴みを磨くのは、良好な人間関係を築くのに、大事なスキルだと思います。
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