【なにわ営業道】情報は足で稼ぐ
前職の某広告会社では、「ナレッジ(他の人に役に立つ小ネタ)」の発信が義務付けられていました。ともすると「職人タイプ」のベテラン営業マンは、自分で入手した営業ノウハウや知識を、独り占めしがちです。せっかくの「営業ノウハウ」が、若手に受け継がれずに、埋もれてしまうのです。しかし、強い組織は、「営業ノウハウ=営業道」を、チームで共有し、タイムリーに生かしていくことで、生産性が上がります。組織を運営していて感じたのは、メンバーは忙しいと「情報は欲しがるけど、出したがらない。」ということです。営業が10人にいて、1人1日1ネタ、「ためになる情報」を営業先で入手すると、1週間で50ネタ分の「営業ノウハウ」が溜まります。1ヶ月でなんと200ネタになるのです。それを朝のミーティングで共有すると、すごい営業パワーになります。メンバーには「営業で数字が上がらなくても、情報を持ち帰ってこい!」とハッパをかけたこともありました。それを続けていることで、数字はあとからついてくるのです!
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