【なにわ営業道】物語を引き出す
若手営業時代、たくさんの経営者の方と、やりとりさせていただきました。R社の広告掲載料は、高額のため、それに見合うだけの価値(広告効果)がないと、予算をいただけません。大きな商談ほど、経営者の方と向かい合い、「社長の想いは何か?」「何を伝えたいのか?」を明確にしないと、先方が期待する広告効果をお返し出来ません。
自分の所属は、不動産(住宅情報⇒スーモ)でした。「社長の想い、こだわり」を、深く聴いて引き出さないと、物件の本当の魅力がなかなか見えてきません。対象の物件を見に行くのはもちろん、すでに購入されたお客様に住み心地を尋ねたり、社長には、自社の「家づくりの歴史」や従業員の方にも「会社のいいところ」を語っていただき、あの手、この手で、「広告に使えそうなネタ」を引き出します。
社長や会社の中に埋もれている、「物語」を引き出すことも、営業マンの重要な役割なのです。
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